ある年・・・
私は、広島市内で開かれた、
中国地方の鉄道の日の記念講演会に出かけて行きました。
その前の年でしたでしょうか・・・
中国地方では
広島市に続いて、岡山市内でも超低床路面電車が走るようになっていて、
この日の講演者は、岡山市出身で
その新型電車のデザインを担当した 水戸岡 鋭治 氏。
JR九州の車両や駅、グッズなど、トータルとしてデザインを担当して
その優れたデザインで名前を知られる、その人です。
ある時・・・
岡山で行われた路面電車のシンポジウムに、パネラーとして出席していた水戸岡氏。
司会の方から最後になって、
国から補助金が出ることになったら、オカデンに新しい電車を走らせる計画があります。
もし、そのようになったら、水戸岡さん、デザインしてくださいますか!?
・・・と言ったのだそうです、
( この司会の方、良いところを突いたものですねぇ~!! )
その時・・・
あまり深く考えずに
えぇ、その時はボランティアで仕事をします。
・・・と答えたら、後日、本当に補助金が出て、デザインの依頼が来たのだとか!
そして・・・
目出度く、岡山に水戸岡デザインの「MOMO」が走り始めて、
この日は、その報告・・・ といったものでした。
当館には、この「MOMO」号の写真が無いのですが、
この時の1号車の購入費用には、市民からの寄付500万円も
充当されているとのことで、岡山市民の路面電車活性化への
期待の大きさを伺わせます!
JR九州・・・ 水戸岡デザインの列車!
(司会の方と、水戸岡氏の会話の部分は
ぼくは「つばめ」のデザイナー 水戸岡 鋭治 著 講談社 参照 )
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