2012年5月21日月曜日

残せないか!・・・ という、地道な努力



ある時・・・

私は、以前NHKで放送されていた

難問解決!ご近所の底力 という番組を観ていました。


これは・・・ いわゆる、どの地域の町内会や近所付き合いでも起こりうる
問題や悩みを、番組のなかでアイデアを出しあって解決していきましょう!・・・という番組で、

南海電鉄が経営分離を発表している
貴志川線を、何とか住民の力で残せないか!?

・・・ というテーマの回を、たまたま見た時には

この番組も

何とも、大きいテーマに手を出したなぁ~! と思ったものですが、

それが、テレビという媒体であっただけに、
沿線の人達の、どうにかして残したい!・・・という気持ちが
住民の声と共に、ひしひしと伝わってくる、優れた回でもありました。


地域に、しっかり根ざし、粘り強く住民運動が行われる地域の鉄道は
経営としては苦しくとも、残す努力は実る。

廃止や存続路線を、何度も見てきた私は
いつも、そのように感じています。


昨日、出てきた岡山の路面電車も、

私は、いずれは路線延伸の日が来ると考えています!

なぜなら・・・

住民が、そう強く望み、事業者も、その方向で、模索を続けているからです。

長引く景気後退のなか、決して一筋縄では行かないでしょうけど、
景気の勢いで敷設した路線に苦戦するものが少なくありませんから、

熟慮を尽くしての、延伸の暁には、
岡山市の都市としての発展に、しっかり貢献するものが出来上がるものでしょう!


この、南海電鉄貴志川線も、住民の粘り強い運動に
呼応するように、

やがて・・・

廃線から、存続へ向かって動き出すことになるのです。


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