2009年6月8日月曜日

苦心の結晶…  霊台橋



   通潤橋を後に、さらに内大臣橋を目指し、山一つを越える。




   道は狭く、離合困難、石がゴロゴロ。


   「落石注意」って、どう注意すればいいのさ…




   福山さんには、もう少し大声で歌って頂く。


   そのうち、大きな橋に出会う。




   鮎の瀬大橋




   道、間違えてるし…   (間違えて、こんなのが出てくるのか…)


   高さ140メートルは、吸い込まれそうなほど。


   どこから、やって来るのか? 車の利用は少なくない。


   見物後は、もちろんUターン。


   再び、ぐねぐね。




   …ん       (最近、これ多いね。)


   おぉ…バンビではないか…野生動物と目が合っちゃったよ。


   感動に包まれながらも、さらに道と格闘。




   そして内大臣橋を渡る、この地域全体に棚田が多い。


   

   広くなった道を快走していると、いきなり霊台橋が現れる。


   通潤橋と同じく、九州全域に石橋を架けていった、


   肥後石工チーム作。




   全長90メートルは、単一アーチとして日本一。


   アーチが組み上がるまでは、支えの木組みを外すことはできず、


   災害の多い九州での架橋には、常に苦心がつきまとった。


   9割方完成していても、木組みが浮き上がって、


   流されるのだそうだ。




   九州各地に、印象的な橋が多いのは、これらを見て発奮する


   ためではないだろうか、そんな事を考えながら、市内へと戻った。




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