苦心の結晶… 霊台橋
通潤橋を後に、さらに内大臣橋を目指し、山一つを越える。 道は狭く、離合困難、石がゴロゴロ。 「落石注意」って、どう注意すればいいのさ… 福山さんには、もう少し大声で歌って頂く。 そのうち、大きな橋に出会う。 鮎の瀬大橋 道、間違えてるし… (間違えて、こんなのが出てくるのか…) 高さ140メートルは、吸い込まれそうなほど。 どこから、やって来るのか? 車の利用は少なくない。 見物後は、もちろんUターン。 再び、ぐねぐね。 …ん (最近、これ多いね。) おぉ…バンビではないか…野生動物と目が合っちゃったよ。 感動に包まれながらも、さらに道と格闘。 そして内大臣橋を渡る、この地域全体に棚田が多い。 広くなった道を快走していると、いきなり霊台橋が現れる。 通潤橋と同じく、九州全域に石橋を架けていった、 肥後石工チーム作。 全長90メートルは、単一アーチとして日本一。 アーチが組み上がるまでは、支えの木組みを外すことはできず、 災害の多い九州での架橋には、常に苦心がつきまとった。 9割方完成していても、木組みが浮き上がって、 流されるのだそうだ。 九州各地に、印象的な橋が多いのは、これらを見て発奮する ためではないだろうか、そんな事を考えながら、市内へと戻った。
0 件のコメント:
コメントを投稿