2009年5月24日日曜日
てつのくじら館に100万人目
大和ミュージアムに隣接して、
海上自衛隊呉資料館「てつのくじら館」があります。
2007年4月5日の開館以来、順調に入館者を増やし
この5月17日に、入館者100万人目を迎えました。
ここの展示の目玉は、実物の潜水艦「あきしお」
この場所へは、巨大クレーンで海上から引き上げた後
そろり、潜水艦が空中を進んだのですから
当時、大いに話題になったものです。
てつのくじら…とは、うまいネーミング、
何とか、親しんで頂こう…という気持ちが滲み出ています。
潜水艦のイメージ = よぉ、わからん …というのを
払拭するのに、貢献するのではないだろうか…
私も、船が好きですから、護衛艦の内部見学や体験航海に
参加させて頂いた経験があります。
通常、自衛艦には船首部分に、艦名番号が書き込まれていて…
142 だったら 「ひえい」 (呉基地所属の護衛隊群旗艦。)
4001 「おおすみ」 (災害派遣で知られた輸送艦。)
5002 「しらせ」 (先に引退した、南極観測船。)
…などど、自分が見たり、乗ったりした船がわかるし、
親しみを感じるのですが、
潜水艦は、隠密行動を取るため、黒く塗られ、船名、ナンバーなど
一切、書き込まれていません。(忍者みたいだ…。)
現在、何隻が作戦行動中なのか、相手に知られる事を
良しとしないらしい…。
「陰」として活躍する、潜水艦。
行動中は、船内で足音を立てることさえ、ためらわれ。
乗員のストレスは、洋上艦と比べて高い。
その潜水艦乗りの卵は、全員が呉教育隊の門をくぐる。
その時習った、広島弁に親しみを込め、 通用させています。
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