8月23日 山口線が全線で復旧!
昨年 7月28日・・・
島根県、山口県を襲った豪雨により大きな被害を受けた
JR 山陰線、山口線は
広い範囲で長期に渡る運休が発生しました。
特に被害が大きかったのが、山口線の 地福-津和野 間で
河川の氾濫により、路盤の崩壊、橋梁流出、トンネルが土砂で埋まったりなど
当初は、復旧には2、3年を要するのではないか?と言われていました。
私は、少し前に 地福ー津和野間の復旧工事中の現場を見てきましたが
どれだけの水が、ここを通ったのだろう?と思わせるような爪あとが
まだ、あちこちに残っており、背筋が寒くなるような思いをしています。
この時は、8月中を目指すとアナウンスされていたものの、
まだ開通日自体は決まっておらず、
重機も、そこここに置かれ、線路も繋がってはない状態から
あと一月程度で仕上げようと、
可能な限り開通を急いでいる様子が伺えました。
その時の詳細は、また後日の展示で。
私が やまぐち号に乗ったのは、8月31日の日曜日
すでに、山口線全線再開後のやまぐち号の運転は、
先週の土日から数えて4日目ということになるのですが、
沿線は、これまで見たこともないような、凄い人出!
列車を見送るのは、観光客とカメラの砲列だけではなく、地元の人も多数。
家の窓を開け見送る人、仕事の手を休めて眺める人、
子供を抱いたお母さんに、庭で自作の旗を振っている人。
九州新幹線全線開業CMを見ているみたいだ!と思ったほどに
今日限りの記念列車か、お神輿でも見送っているかという状態で、
いかに、山口線の復旧と、蒸気機関車の運転が待望されていたかが伝わってきます!
列車も、 帰ってきましたよ~! とでも言わんばかりに
何度も何度も汽笛を鳴らし、見送る人達にこたえていました。
やまぐち号35周年
もはや、地元にとって 風物詩というのか文化というのか、
汽笛の音とともに、完全に風景に溶け込むのですね。
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