萩にある不思議な遺構!
先日、ようやく訪れることができた場所・・・
萩反射炉
大砲の鋳造に使われる施設とされますが、
眺めてみてのひとつ疑問は、小さ過ぎるように思えることでしょうか。
帰って間もなく、中国新聞6月12日付け朝刊に
この萩反射炉の関する記事が掲載されていました。
地元である、萩博物館の2009年から行った調査によれば、
この反射炉は1856年につくられた雛形(試験炉)のようなものであったようです。
本式に大砲を鋳造するのであれば、さらなる改良が必要とし、
砲身をくりぬく施設も必要となるなど、
資金調達が難しいことを記述した資料が見つかったとのこと。
静岡県にある 韮山反射炉 ( にらやまはんしゃろ こちらは実際に使用された。 ) と
ともに、全国でも2ヶ所のみ現存。
・・・とはいえ、こちらは、試験炉をよく残していたものだなと感じます。
そこに光の当たる建物ではないでしょうか!?
2015年5月4日 明治日本の産業革命遺産 として
各地に点在する他の22件の遺産ととともに世界遺産に登録されるように
ユネスコの諮問機関が勧告したと、政府から発表されました。
日本にある世界遺産のなかで、とりわけ新しい世代のものとなるこれらの遺産は、
これまでのなかで、ひときわ近代技術の価値を認めるとともに、
後世に伝えていくことの大切さを多くに人々に感じさせることになる
世界遺産ではないでしょうか!?
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