休憩のため 道の駅 萩往還 に立ち寄る・・・
ふと見ると隧道への観光案内板がある。
隧道を抜けて何とかでは無く、隧道があることを示す案内板・・・
そのトンネルも、昔の萩往還の主要ルートではあるのだろうが
それでも、あえて案内板を設けようと思うほどのものであるらしい。
行ってみよう!
ルートは、今しがた抜けたトンネルの上にあるらしく
道の駅より整備された歩道を少しばかり登っていくと・・・
出てきた! 古い隧道らしい、ぬぼっとした入り口が!
昔だったら、夜一人で抜けるには勇気が要っただろうなぁ・・・
入口近くのの案内板を見て、ビックリ!
何と 明治10年台の開通で、全長182m!!
何とも貴重な存在!
ここも、何かと石造りのしっかりした構造物の多い、九州の石工の
手がかかっているのですね!
それにしても、今から130年前の工事というのに、
後年の目立つ補強工事の跡のようなものが見られません。
余程、当時の職人さん達が丹精込めて掘っていったものなのでしょう。
しばらく見ていると、土と汗まみれになりながら慎重に掘り進めていく、
当時の作業の様子が思い浮かび、身が引き締まるような思いがします。
このクラスで現役というのも見事というほかありません!!
そして、片側の入口から見ると遠くに
萩側の入口。
私が子供の頃には、国道にも、まだこんな感じのトンネルがあったな~
山陰に抜ける時は、随分と遠くまで来たような気が気がしてたよなぁ。
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