蒸気機関車には、お国柄が色濃く出る。
例えば・・・
写真の機関車に限らず アメリカ機は、大柄でパワーがあるものが多い。
フランス機には、独特の上品さがあり
オーストリアあたりの機関車は、どことな~く退廃的なムードが漂っている。
ドイツ機は、機能美に溢れているため、世界中にファンがいますし
イギリス機は、鉄道創始国としての誇りを背負って活躍した機関車が多い。
中国のそれは、どこか、人民服な無骨さと民族衣装的華やかさが同居していて
旧共産圏諸国の機関車は、どこの国の機関車かは判別しかねても
無骨なスタイルを眺めていれば、なんとなく ソレと分かる。
日本は、これら諸国より、一回り狭い線路幅を採用したために
海外各国の機関車と並べたならば、
特に趣味の人で無くとも ひと目でどれが日本の機関車か分かるでしょう!
それにしても、写真のアメリカ機・・・
全盛時代を迎えるアメリカの、物質的な豊かさと満ち溢れたエネルギーを
表すかのような強力機であり
どこか ファンキーで 洗練されたスタイルを誇っているように思えます!!
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