2013年9月17日火曜日

セノハチ




先ほど・・・



広島で連結され、上りのコンテナ列車の後補機を務めてきた機関車が


ここ 西条駅で切り離され、単機 再び 広島へと帰るために


下り線へと転線・・・



広島に戻るための待機に入ります。



すぐに戻らないのは・・・ 雁行している通勤列車との間隔を取るためで


この機関車も、間もなく 広島へ向けて回送されていくでしょう。



・・・と、早くも 次のコンテナ列車が、西条駅へと入ってきました。



今度は・・・ 旧型機が、後補機として連結されていますね!



そう! ここ 広島-西条 間 は



国内のJR線上では 唯一の区間となった


坂道を克服するために、後押し(補助)機関車が連結されるところ。


セノハチ の名前で、鉄道ファンや地元の方などに知られている区間です。



このように 補助機関車を必要とする区間は


かっては・・・ 各地にあったのですが


車両の性能向上 や トンネルなどの開通による難所区間の


線路付け替えなどの改良により、徐々に減っていくなどした結果



先ごろまで 残っていた  奥羽本線 板谷峠   信越本船 碓氷峠   と並ぶ


日本の鉄道(JR線)のなかの 三大(難所)勾配 として知られた区間です。




先の2箇所が、在来線 及び 貨物輸送そのものの廃止により


その座を降りた今となっては 唯一の区間となりましたが



ここ セノハチ は 今年になり 補助機関車が新しく製造され投入されるなど


これからも、難所として その歴史を刻んでいくこととなりそうです!



もしかして・・・ 時代遅れ!?



では 無いんですね! 廃止しようにも出来ない理由があるんです・・・


そこに・・・ 先の2区間とは違う セノハチならではの特徴があるように思います!








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