2013年4月5日金曜日

山椒は小粒でも・・・






先日・・・ 広電 千田車庫で休んでいる姿を見かけて撮影した



市内線の最新鋭


1000形 電車



カッコイイなぁ~~!!



路面電車が カッコイイ!! と思えるようになったのは

いつの頃だったでしょう!?



私が すぐに思いつくのは・・・


1997年に登場した 3950形 頃からかな。


それまでだと・・・


新しく電車が登場してきても、新しくはあっても

世のトレンドから見ると、やや遅れているかな!?といった感じを受けていましたが


3950形の時には


そういう遜色を感じなかっただけでなく、意欲的なデザインに目を見張りました!


巷で カッコイイ~!! って、言われているのを 何度か聞いたのも

3950形が初・・・だったような!?



その次は 1999年に増備が開始された 超底床車 5000形


なんたって ドイツ車ですから


これは、醸し出す雰囲気から違っています。


塗装デザインも、広島育ちで 日本を代表するインダストリアルデザイナーとして

知られた 栄久庵  憲司 氏 が手掛けたもの。


第一編成はドイツから広島空港に空輸。

試運転は、黒のラッピングを施すなど 話題づくりにも事欠きませんでした!


車両価格は 3億4千万円 の高額であるにも関わらず

市内線料金150円ですから


考えようによっては・・・

隣を走っている外車より豪華な話しなのでは!? と思わされたものです。



折しも 最高速度300Kmを引っさげた 500系新幹線 が

本格的に運転を始めたのも、この頃の事で


鉄道とトレンドという点では

ひとつのターニングポイントとなった時期でもあったように思います。


実際の性能が良いのも大切な事だけど、

カッコイイ! 乗りたい! と思わせる事もも大事だな~~と思わされたものです。






今回・・・ 広電は 主力の、5ユニット車の増備が一段落しているため、

市内線用の 3ユニット車、2編成を投入してきました。


手を抜いてない・・・ だけでなく


山椒は小粒でもピリリと辛い!


先の 主力車 5100形 から見ても、進化させているなぁ~! と

肌で感じ取れるのは 凄いことだと思います!


なかなか、これだけの事をやる事業者って無い気がしますが、


日々利用する皆さんが感じ

観光で来た方で

一度乗った印象が、そのまま 路面電車の印象になりかねないのが広島。


鉄道デザインの、何が凄いって、


鉄道のデザインは

街の景色を変えていくだけの力があるんですね!



写真は・・・ 広電の千田車庫内の1000形電車 許可を得て撮影。



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