歴史的な産業遺産を残す
・・・という点において
鉄道会社というのは、他の産業の会社と比べても、熱心な方ではないかなぁ!?
と思うことがあります。
とりわけ・・・
JR各社は、そのエリア内において
発足後・・・ 鉄道博物館の整備を進めてきました。
国鉄時代の、昭和40~50年台において、
あたら 貴重な車両を潰してしまった、恨みもあるんじゃないかと思うのですが
引退する車両で、歴史的価値がある車両なんかだと
とりあえず、博物館に、持ち込む予定の無い車両だとしても、
しれ~~っと、工場の片隅なんかに保管しているんですね。
引退 = 工場に運び込まれる = 解体。。
・・・という、流れからすると
あの機関車も、解体されちゃうのか~ な~んて思わされたりするんですが
しばらく後・・・
車両基地祭りなんてイベントで、
化粧直しして、展示されていることが伝えられて、驚かされることがあります。
・・・とはいえ、
旅客鉄道会社なんかですと、相手が「人」ですから、
CMやショールーム的な、意味合いもあるかな!?とも思えるんですが
JR貨物 さんが、歴史的な車両に対して、保管措置を取っている事と、
その熱心さには、驚かされるものがあります。
そんな JR貨物の、コレクションホール!? (・・・と私は、勝手に呼んでいます!)的な
役割を果たしているのが JR貨物広島車両所 です。
写真は・・・
今となっては、本線に接続した線路上に載っているものとしては
ロングデッキを持っている、唯一の電気機関車でしょう。
EF59-21
1937年製造 かって、東海道で活躍した EF56-2 で、
後年 改造を受けて EF59を名乗り
セノハチの勾配の後押し用として、長く活躍したもの。
引退から、もう かなり年月が経過していますが
時折、手が入れられているのでしょう。 綺麗な状態を保っています。
最初に・・・
「どうも、JR貨物で大切に保管しているらしい。」と気付かされた時には、
驚かされました!!
私たちの年代の男性で、
この写真を肴にして、思い出が語れる方も、多いのでは!?
手作り感満点で、
イベントの時に用いるために、少しづつ作り貯めていっているものでしょう。
つばめ号もありますね~!
今回は、私は出かけられませんでしたので、
I さん、提供の写真を使わせて貰っています。
このデータ、好きに使っていいよ!・・・とのことなので、
折に触れて、使わせて頂こう!と思っています。 ご提供有難うございます!
※ 2012年11月22日、文章を手直ししています!
0 件のコメント:
コメントを投稿