日本で初めて、レーダーを備えた船であり・・・
その一ヶ月前には、昭和天皇のお召船にも指定されていました。
台風による波浪に、船が飲み込まれ1155人の死者を出した洞爺丸事故は、
日本の海難史上に残る惨事として
青函連絡船の歴史を語るうえで、忘れられない出来事となっています。
今回、羊蹄丸を訪れて・・・
最も印象に残ったのが、シアターで上映されていた
青函連絡船を多角的に捉えたドキュメンタリーでした。
博物館のシアターですので・・・
まぁ・・・ せいぜい、2、30分だろうとたかをくくって
上映時間を調べずにいたのですが
何の、何の・・・ で 1時間30分くらいありまして・・・
途中・・・ どこで、観るのを止めようかしら・・・と思い続けながら、
とうとう、最初から最後まで鑑賞しました。
これって・・・ 映画一本分ですものね。
日本って、周囲を海に囲まれた国である割に、国民の船に関する関心は低く
船について、じっくり捉えた映像って、ほんと少ないのですが・・・
これは、とても優れた映像で ビデオで欲しい・・・と思ったくらいです。
私は、洞爺丸事故について、深く調べた事が無かったのですが、
事故に至るまで経緯や、その後の取組みについて、
将来に向けての、様々な教訓や、警鐘が含まれていますので、
いずれ、じっくりと調べてみたいと考えています。
余談ですけど・・・
昭和20年に入ってからの戦争。
福島第一原発事故から一週間の動き。
・・・に加えて、洞爺丸事故と、その教訓を踏まえた取り組みが、
歴史上の失敗、重大事故から、将来への教訓をくみ取りるための出来事
として 現時点で、特に気になっています。
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