2012年5月9日水曜日

眼差しは時を超えて



おぉ・・・


今回のは、以前のより ワシ好みの顔に仕上がってきているわい!


な~んて


時々、制作する手を休めながら、悦に入っている

作者の方の顔が瞼に浮かぶような気がします。


昔から、こういうのが好きな人っているもんなんだな・・・


ノミをふるいながら

こいつは自分より長生きするのだろうか!?とも思ったにも違いなく、

長い時間を越えて出会う不思議を思わされます。




こんな時・・・ 私は俵屋宗達の

没骨法・・・という技法で描かれた小動物を描いた水墨画を

思い浮かべることがあるんです。


犬やうさぎ、からす など

愛くるしさいっぱいに描かれた、それらの絵からは、

彼が小動物を暖かい眼差しで、

今、まさに横で見ているような・・・ そんな気配すら感じられるものです。




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