日本有数の規模とされる 魚梁瀬森林鉄道 (やなせしんりんてつどう)
切り出した木を、港まで運び出すためのトロッコ列車。
やがて・・・ モータリゼーションの波の中に消え去っていった、
日本近代化原風景の一つでもありました。
その 魚梁瀬森林鉄道 を、住民の生活と共ある地域の生活や風土と共に
に多くの写真に収めた方として知られているのが 寺田 正 氏です。
鉄道ファンとしてではなく・・・ 氏が愛して止まない地元の日常の風景を
丹念に記録していったものであろう事が
写真一枚一枚に滲み出ているような絵が氏の写真の特徴です。
そんな寺田氏が撮影された、生き生きした往時の風景を収めた冊子と、
当時の住民の、消えゆくトロッコ鉄道の想い出を綴った冊子の2冊を、
途中の、道の駅 で買い求めます。
往時の軌道跡は、日本の近代化遺産として、高い価値を認められているようで、
今も残っている当時の橋やトンネルが多く重要文化財に指定されています。
私は・・・ トロッコというと、簡易な軌道のものをを思い浮かべるのですが
ここ魚梁瀬は、構造物として立派なものが多く、
今も、道路として転用され、立派に機能しているものが少なくありません。
どんな汽車が走っていたものなのでしょうね!?
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