皆さん・・・
大晦日の夜、いかがお過ごしでしょうか!?
あと2時間と少しで
2011年・・・ 平成23年が終わろうとしています。
そして・・・
確かに
ひとつの年は終わろうとしていますが・・・
いつもの年以上に多くの課題を背負っての越年となろうとしています。
先頃・・・
出かけた東北の沿岸で私が見たもの
それは・・・ 今だに瓦礫の撤去が進められているという・・・
よく言われている
復興ととは縁遠い風景。
瓦礫の撤去を続ける重機と、わずかの人影を除いては
通う人も、走る車もなく
ひとつの町が完全に失われつつある荒涼たる光景でした。
今、歩いている場所が中心街を形成していたことを示す
唯一の証のように残っている商業ビル。
私は・・・
以前も、これと同じ風景を見たことがあります。
辛うじて残った福屋百貨店だけが目立つ、
原爆投下後の広島市中心部。
今、眺めている景色は、
そのまま、自分ごとのように感じていました。
私たちが・・・
震災後一週間に感じたこと、思い。
決して忘れない。
かって・・・
大きな災害や戦争ががあったとき、
被害の状況を、おそらく・・・ 知りうる限りの情報を集め、
書いたり、口伝えの方法で残してくれた方々がいらっしゃいました。
決して、自らは会うことの無いはずの未来の人に向けて・・・
それらの資料は
決して多くは、今に引き継がれてはいないでしょう。
ことに、第二次世界大戦で失われてしまった
資料、知識は少なくはないものと思います。
私達は・・・
このたびの、口惜しい思いと、流した涙を
どのように未来に引き継いでいくのでしょう?
この悲しみを
どこまで 笑顔に変えられるのでしょう!?
その先の時代を明るいものとする・・・
これも「絆」のひとつのカタチでしょう。
未来の笑顔をひとつでも増やすために!
来たる年が
皆様にとって、良い年となりますように!
少しでも良いものに変えて行きましょう!!!